
「イ・ナクソス」は、レストランと小さな工房が密集するプシリ地区の裏道にあるメゼドポリオ。
メゼドポリオというのは、「メゼ」と呼ばれる小皿料理を出す店。このような店では、前菜、メインを一人ずつ注文するのではなく、いろいろな種類の皿を同時に卓上に並べて、何人かで突きながら食べるのが普通。

上の写真に見られるように「イ・ナクソス」は小さな店なのだが、暖かい季節には店の横にテーブルを並べるのと、店の前にある空き地にテーブルを並べるのとで(左の写真)、収容人数はとても多くなる。私たちが訪れた時には、20人程度のグループで食事をしている人たちもいた。
お客さんには、常連っぽいギリシャ人が多い。あまりに旅行者ばかりの店で食事をするのは嫌だという人にはいいかもしれない。

名前からも分かるように、この店のテーマはナクソス島。ナクソスの郷土料理をいくつか出している他、魚料理をメインに据えている。
私たちは2009年4月の日曜日にこの店を訪れた。以下の値段はすべてその時のもの。
右に写っているのは、注文しなくても自動的に出てくるパン(一人分0.35ユーロ)。

最初に来たのは冷たい料理、キュウリとトマトのサラダ(左)とペッパーのチーズ詰め(右)、それぞれ、€2.80と€4.50。

ギリシャ料理でペッパーのチーズ詰めというと、普通は、細長いピーマンのような野菜にチーズを詰めてオーブンで焼くか油で揚げるかしたものなのだが、この店のものは、オリーブオイルに漬けたものだった。
赤い方は果物のように甘くて緑の方は硬くて、ほんの少しだけ辛い。チーズは白っぽいソフトチーズで、塩辛くはない。美味しかった。

こちらはフライドポテトのチーズがけ (€3.70)。
残念ながら、フライドポテトは焦げて出てきた。揚げ油の温度が高すぎたらしく、周りは焦げているのだが、中にはちゃんと火が入っていない。失敗作。

この店の肉や魚料理はほとんどが9から10ユーロ程度。魚は酢漬けか揚げたものが主体。
私たちは豚のオーブン・ローストを注文しようとしたのだが、なかったので、代わりに豚肉のティガニャという料理を勧められた(€10)。脂身のない豚肉を一口大に切って、ピーマンとマッシュルームをぶつ切りにしたものと一緒にフライパンで炒め煮にした料理らしい。これは、肉がもうちょっと薄かったら、ほぼ中華料理の炒め物だ。
以上の他、コーラ一本(€1.50)を注文して、お会計は€23.20。今度は魚料理を食べてみたい。
Naxos
Plateia Christokopidou 1
Psyrri, Athens
Tel. 210 3218222
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(2010年12月に再訪)

一年半ぶりに再訪してみたが、何も変わっていない。
この写真だと誰もいないように見えるが、けっこうお客さんは入っていた。プシリの中でもちょっと隠れた場所にあるので、常連っぽい人が多い。ただ英語のメニューもあって、外国人でも入りやすい。

ホルタ(茹でた青菜)、フライドポテト、ティロカフテリ(フェタや唐辛子でつくったディップ。前回のフライドポテトは焦げていたが、今回はとてもおいしかった。
ホルタはオリーブ・オイルの量が多すぎてしつこかったのが残念。オリーブオイルは別に出してもらえばよかった。

メインに頼んだベーコン・ロール。ギリシャのタベルナでは見たことのない料理。
塩漬け豚肉をスモークしたもの(つまりベーコン)を厚切りにしたもの。塩辛いので、これだけ食べるのは辛いが、野菜と食べたり、酒の肴にするのはいいと思う・
コーラも一本注文して、お会計は20ユーロ。今回は安いものばかり注文してしまったので、普通に頼むと二人で25ユーロぐらいだと思う。


