
数年前までピレアスの海沿いを走るテミストクレス通り、ピライキと呼ばれるエリアにはレストランやバーが並んでいたのだが、ある時突然、多くが閉鎖されてしまった。その理由は、多くが違法建築だったから。ピレアスの海沿いには、古代に造られた防衛壁が続いていて、その部分には建物を建ててはならないことになっていた。これを無視して建てられたレストランが全て閉鎖されたのだ。
『イメロヴィグリ』はテミストクレス通りにあるのだけれど、市壁の上にはかかっていないため、生き残った。もっと立地が良かったレストランが全て閉鎖されたのだから、皮肉なものだ。

2008年夏、この店で昼ごはんを食べてみた。
左の写真は店の中から撮影したもの。残念ながら絶景とはいえないけれど、海を見ながら食事が出来る。
外とはガラスの壁で仕切られているので、真夏でもクーラーが効いていて涼しい。

内部は海をモチーフにした装飾がされており、色もパステルで、とてもかわいい。ギリシャでは珍しいデザインだ。
ミクロリマノにあるAmmosというレストランも同じ装飾。ウエッブサイトを見てみると、どうやら、同系列の店らしい。

テーブル・セッティングもギリシャにしてはと言うか、ピレアスにしてはと言うか、やはりかわいい。
このお店のパンは全てトーストしてあった。

これは「ティロカフテリ」、3.50ユーロ。フェタチーズをヨーグルトやマヨネーズでペースト状にし、唐辛子を混ぜたもの。この店のものは、ヨーグルトではなくて、マヨネーズの味がした。あまり辛くない。これをパンに塗って食べる。

いつもの「ホリアティキ・サラタ(訳すと田舎風サラダだが、普通、ギリシャ風サラダと呼ばれている)」、5ユーロ。
上にのっているフェタは、薄くて、硬かった。あまり塩辛くなくて食べやすい。唐辛子のピクルスが一緒に盛られてきたが、これはちょっと珍しいと思う。

メインディッシュの一つ、ガレオス(6.50ユーロ)。冷凍もの。小麦粉をふったガレオスという魚の切り身を多めの油で焼いたもので、ギリシャではとても一般的な料理。
横に添えられているのは「ホルタ」と呼ばれる青菜を茹でたもの。

豚肉をグリルで焼いたものとフライド・ポテト(7.50ユーロ)。
肉は美味しかった。お店で焼くグリルものは、家で焼くものより美味しいのはなぜだろう。

サービスで出てきたシャーベット風の飲み物。かなり甘いけれど、口をさわやかにするにはいい。
飲み物に水とコーラを注文して、お値段は合計28ユーロ (注:値段は全て2008年夏現在のものです)。
この店、近所にあるので、また行く機会がありそうだ。
Ouzomezedopolio IMEROVIGLI
56 Akty Themistokleous, Piraiki
Piraeus, Greece
210 4523382
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