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アテネのアゴラ アグリッパのオデイオン
Odeion of Agrippa

<所在地> ギリシャ アッティカ アテネ アゴラ

アグリッパのオデイオンのオルケストラ部分。

Odeion of Agrippa
アグリッパが建造したので、「アグリッパのオデイオン」もしくは「アグリッペイオン」と呼ばれる。建設が始まったのはおそらく、アグリッパがアテナイに滞在した前16から前14年の間で、彼が死ぬ前12年以前には完成していたものと考えられる。現在はフロアと柱が残る程度であり、もともとの形状は想像がつかないが、四角形で屋根つきの建造物だった。ホールは約25メートル四方で、オルケストラから屋根までの高さは23メートル程度。収容観客数は1,000人程度。オルケストラには多色大理石が敷き詰められているが、これはアグリッパ時代のものである。このような形の建造物は、当時のアテナイ人には全く新奇なものだったのにたいし、ポンペイのオデイオン(小劇場とも呼ばれている)とはいくつもの類似点が認められる。



Stoa of Giants


Capital of Odeon of Agrippa
(右:アグリッパのオデイオンに使われていた巨大な柱頭)

 二世紀の中頃に、オデイオンの屋根が崩れ落ち、その後、150年から175年の間に再建される。トリトン(魚の尾をつけたもの)と巨人(蛇の尾をつけたもの)の柱が北側に取り付けられたのはこの時のこと(上の写真)。
 フィロストラトスは、アテナイの哲学者やソフィストがここで演説をおこなっていたというエピソードを伝えている。

五世紀には、巨大な個人邸宅の一部として取り込まれた。

参考文献

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