アゴラの聖使徒教会
聖使徒教会

<所在地> ギリシャ アッティカ アテネ アゴラ

Holy Apostles Church ファサード
 アゴラの南西部の丘に立つ聖使徒教会は十一世紀の初め頃(1020年頃)建てられた。現存するアテネのビザンツ教会としては最も古い。ただし、現在見られるのは、1954年から1956年に建築当時の教会を復元したもの。それまでは、十九世紀に至るまでいろいろな改築、増築がおこなわれたため、かなり異なった外観になっていた。
 左の写真は正面から見たところ。


聖使徒教会後陣
 この教会は、きわめて特異なプランをしており、ギリシャに類例はみられない。四本の円柱が大きなドームを支えるのはスタンダードであるが、その下には四つのアプシスと四つの小アプシスが設けられていて、とても広々としている。ナルテックス(拝廊)も単なる長方形ではなく、両端に小さなスペースが付け加えられている。
 右は、教会の後部(後陣)。

聖使徒教会内部

 丸天井を支えるため、ローマ時代の円柱が四本再利用されていたが、現在使われているのは一本だけがオリジナル。

ナルテックスを飾るフレスコ(下の写真)は、パンタイノスの図書館の上に立っていたアギオス・スピリドン教会から移された十七世紀のもので、それ以外は、ヘファイステイオン(=聖ゲオルギオス教会)から移されたものである。

拝廊のフレスコ1 拝廊のフレスコ2

下は、彫刻を施された石版。拝廊に展示されていた。

参考文献

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