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ケサリアニ修道院 2
<所在地> アテネ ケサリアニ
<別称> Moni Kaisarianis

ケサリアニ教会修道院カトリコン(修道院教会)の中央後陣(アプシス)。幼児キリストを抱く聖処女マリア描かれている。恐らく十八世紀の作品。

同じく後陣と祭壇。左右に見えているイオニア式の柱頭と、恐らく円柱もローマ時代のもの。カトリコンはギリシャ十字プランに則って建てられ、四本の柱がドームを支える形になっている。

ケサリアニ修道院カトリコン(修道院教会)、身廊天蓋の壁画。キリスト・パントクラトルが描かれている。十八世紀頃の作品。
下は拝廊部分の壁画。

十七世紀の末(1682年)、アテネの富裕な有力者ニコラオス・ベニゼロスが資金を提供し、ペロポネソス出身のヨハンネス・ヒュパトスによって描かせたものであることが、拝廊入り口上に記された文章から分かる。この拝廊自体十七世紀になってから付け加えられたもので、おそらくこれもまた、ベニゼロスが建造させものと推定されている。
身廊の壁画はおそらく十八世紀に、別の画家によって描かれたものであるが、かなりの部分が破壊されてしまっている。
参考資料
* Molly Mackenzie,
Turkish Athens, The Forgotten Centuries 1456-1832, Reading/ Ithaca Press 1992.
* Robin Barbar,
Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995), pp. 125-26.
* また、現地に立っていた案内板を参照させて頂いた。