<所在地> アテネ プラカ テオリアス通り

アクロポリスの丘北側に建つビザンツ時代の教会で、カネロプロス博物館の近くにある。メタモルフォシス(キリストの変容)教会、もしくはソティラキ教会、ソティロス教会、聖ソティル教会とも呼ばれる。
上の写真は西側から、左の写真は北側から撮影したもの。
建設の年代ははっきりせず、十一世紀の末から十二世紀の初めという説と、十四世紀のものという説がある。壁の石組みをよく見ると、明らかに後から大きな改造が行われている。例えば、後陣部分の石組みは北側の壁と比べてひどく雑だ。このことから、もともとの教会は十二世紀ごろ、そして改造が十四世紀に行われたのではないかと推測される(Hetheringtonの説)。

右の写真は、教会の東側(後陣)。
なお、プラカの下(北)には、もう一つメタモルフォシス教会があり、こちらは
コタキス教会と呼ばれている。
下は、建材として再利用されている大理石。これはビザンツ初期のものではないか。
参考文献
- Paul Hetherington, Byzantine and Medieval Greece: Churches, Castles and Art, London/ John Murray, 1991, pp. 70-71.
- Robin Barber, City Guide: Athens, London/ A&C Black, 2002, p. 169.