<所在地> Od. Areos (入り口), Athens, Greece
2004年から内部の公開が始まった新たなアテネの見どころ。かつて入場料無料だったのだが、2011年冬現在入場料は€2(€12のアテネ遺跡総合チケットを買った場合は、そこに含まれている)。
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| 東側の壁 |
ハドリアヌスが132年に建造したこの「図書館」は、本来の図書館、ポルティクス、庭、池などを合わせた複合建造物。敷地は、南側にあるローマのフォルムと同じぐらいの広さがある。コンセプトとしてはウェスパシアヌスのパクス神殿とよく似ているが、神殿の代わりに図書館があるところが異なる。
モナスティラキ駅の前、アレオス通りに面した部分(上の写真に写っている部分)に残っているのはファサードの一部。
コリント式柱頭とエウボイア産緑色大理石チポッリーノを組み合わせた列柱が並ぶ。
本が置かれていた場所は東の奥の真ん中。その北と南に隣接した部屋は、恐らく読書室か講義室であろう。敷地の中央には人工の池があった。パウサニアスはこの建造物の豪華さを記録している(1.18.9)。
この建造物は、267年ヘルリ人の攻撃で被害を受け、南側の壁は新たに造られた市壁に組み込まれた。425年から450年頃には、四つのアプシスを備えた教会が建築された。
参考文献
- J.B. Ward-Perkins, Roman Imperial Architecture (Integrated Second Edition), Harmondsworth/ Penguin Books, 1981 (First edition in 1970), pp. 269-271.
- Christopher Mee & Antony Spawforth, Greece: An Oxford Archaeological Guide, Oxford/ OUP, 2001, pp. 73-76.
- Robin Barbar, Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995), p. 104.
- Robin Barber, City Guide: Athens (Blue Guide), fifth edition, London/ A&C Black, 2002, p. 165.