
モナスティラキ広場に聳え立つ
ツィスタラキスのモスクは、現在、近代ギリシャの民俗陶器を集めた博物館になっている。モスク自体については
こちらを参照して頂き、ここでは博物館として紹介する。
入場料は2009年春現在2ユーロ。9時から14時半まで開いており、休館日は火曜日。

ここに集められているのは、ヴァシリオス・キリアゾプロスというテッサロニキの大学教授が国に寄贈した近現代ギリシャの民俗陶芸品(20世紀初めのものが中心)。
70年代の半ばまでここがギリシャ民俗工芸博物館の本館だったのだが、プラカのキダティナイオン通りの建物にメインのコレクションが移動した後は、現代民俗陶芸だけを展示するようになった。

内部は2フロアに分かれており、下の階には民俗陶芸が作者ごとに、上の階には地域ごとに分けて展示されている。
下の階の作品は、トルコの陶芸に似たものが多い。これは、現代ギリシャ民俗陶芸の伝統が小アジアから移住してきたギリシャ人によってもたらされたから。館内には陶芸家たちの伝記が記されていて(ギリシャ語と英語)、現代ギリシャの歴史を知る意味でも興味深い。

上の写真二枚は一階の展示で、それぞれマカリオス・ヴァルダヒス、ミナス・アヴラミディスの作品。
左と下の写真は二階の展示で、左がマケドニアの、下がドデカネソスの島々の陶器。

博物館の中では、現代ギリシャの民俗陶芸が少しながら販売もされており、20ユーロから50ユーロ程度の価格帯が主。
民俗陶芸に興味がある人には面白い博物館かもしれない。
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