『ギリシャへの扉』 > アテネ > アテネの見所 > 国立考古学博物館 > 「デイピュロン・アンフォラ」
デイピュロン・アンフォラ
Dipylon Amphora
Dipylon Amphora
 ケラメイコス(ケラミコス)遺跡にあるディピュロンと呼ばれる門の近くで発見された葬送アンフォラ。

 古代アテナイのケラメイコスは墓地として使われており、ここからは沢山の葬送モニュメントが発見されている。このアンフォラも死者の墓の上に置かれていた。

 前760から750年頃に作られたと推定されているこのアンフォラは幾何学文様時代の傑作で、巨大なアンフォラの表面は余すところなく文様・図像で埋め尽くされている。

 胴の部分には、当時の葬儀のシーンが描かれている(上の写真)。死者は床に横たわり、その横と下では人々が嘆き悲しんでいる。一般に、この時代の人物像には男女の区別がないと言われるが、恐らく、死者の下でスカートをはいているように描かれているのが女性、横に座っているのが子供、それ以外は大人の男性ではないだろうか。


参照文献

ページトップに戻る

copyright