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肉料理
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ギリシャ人はよく肉を食べます。最近では近海で取れる魚が減っているため、魚の値段が上がっているのも理由の一つのようです。ギリシャで食べられるのは、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉で、ほぼ日本と同じと考えていいでしょう。
なぜか、ギリシャの牛肉はほとんどが子牛(英語のveal)で、成牛の肉(英語のbeef)は滅多に見かけません。そのせいか、普通の食生活の中にビーフステーキというものはありません。また、肉は基本的にすべてウェルダンの状態ででてきます。
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ギリシャを旅行する人にとってもっとも身近な肉料理は「ギロス」と「スヴラキ」でしょう。ギロスとは、左のようにぐるぐる肉を回しながら焼く料理のことで、たいていは豚肉ですが、最近はミンチを使ったドネルも時々見かけます。スヴラキというのは串(スヴラ)に刺した肉を焼いたもので、上の写真に写っているのがそうです。
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この、スヴラキやギロスをもっとも手軽に食べる方法は、右の写真(奥のほうに写っているもの二つがそれ)のように、丸くて薄いパン「ピタ」に巻いてもらうことです。立ち食いだと、だいたい一つ1.60ユーロぐらいでしょう。
中には、肉のほかにトマト、レタス、生たまねぎ、フライドポテト、そしてザジキ(ヨーグルトときゅうりの薄切りを混ぜたもの)が入っているのが普通で、店の人が塩と胡椒をかけてくれます。
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しかし、ギロスには上の写真に写っているようなものだけではなく、左の写真にあるような普通の焼肉のようなものもあります。これもやはり、豚肉の塊を串刺しにして、直火の上でぐるぐる回しながら焼いていました。この「ぐるぐる回す」というところが「ギロス」のポイントなのです。
肉料理いろいろ
- スヴラキ: 串刺しの焼肉。
- スティファド: 牛肉を玉ねぎ、トマトなどと煮込んだ料理
- ケフテース(ケフテデス): 焼いたり揚げたりしたミートボール
- ビフテキャ: 牛肉のハンバーグ。
- アフェリア: 豚肉をコリアンダーで味付けし、赤ワインで煮込んだキプロスの料理。
- ユーヴァルラキャ: 牛肉と米のミートボールを茹でた料理
- スズカキャ: ミートボールをトマトソースで煮込んだもの
- ティガニャ: 豚肉を野菜と、白ワインで炒め煮にしたもの
- パストゥルマス: スパイスのきいたハムの一種。パストゥルマとも。
- クレミディア・ゲミスタ: 玉ねぎの中に挽肉とお米を詰めて煮込んだもの
- ヒリノ・メ・ダマスキノ: 豚肉とプルーンの煮込み
- モスハリ・メ・スパラギャ: 仔牛肉とアスパラガスのトマト煮込み
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左はコス島で食べた、ラム肉のレモン汁煮込みです。この写真ではよく分からないかも知れませんが、かなりの大きさの肉の塊が乗っかっていて、食べ終えるのに苦労しました。長時間煮込まれているので、レモンの味はしないのですが、おそらく肉を軟らかくするのに役立っているのでしょう。




