チーズ
ギリシャ人はチーズを好んで食べますが、その種類はフランスやイタリアほど豊富ではありません。
もっとも有名なチーズは「フェタ」という、白く、水気の多いチーズです。ギリシャ風サラダ(「ホリアティキ」)の上に乗っかっているチーズがそれです。本来は山羊のミルクで作りますが、最近は牛乳と混ぜたり、牛乳だけでつくったフェタもあります(牛乳でできたものはフェタとは呼べないという説もあるのですが・・・)。塩水に漬けてつくられるので、かなり塩辛く、とくに山羊のものはピリッとした刺激もあります。よく、ドイツ製、フランス製のフェタというのも見かけますが、これは必ずしもギリシャのフェタと同じ味ではありません。
グラヴィエラは、山羊か羊の乳で作られる黄色く、硬いチーズです。そのまま食べたり、イタリアのペコリーノのように、おろしてパスタの上にかけたりします。
カセリは黄色いチーズで、他のものと比べると癖がないです。熱すると糸を引くので、よくピザやオーブンで焼くパスタ料理に使われますが、そのまま食べても美味しいです。

ハルミはギリシャでもよく食べられていますが、本来キプロスのチーズです。白く、水分の多い、塩辛いチーズで、一番一般的な食べ方は、7ミリぐらいの厚さに切って、フライパンで焼くという方法です。このようにチーズを焼いた料理を「サガナキ」(右の写真:使われているチーズはカセリ)といいます。
