1561年1月9日、海賊と戦うために創設された聖ステファノの騎士団のため、トスカーナ大公コジモ・デイ・メディチ一世が建設させた建物。ルネッサンス芸術家の伝記作者としても有名なジョルジョ・ヴァザーリが建設を指揮した(1562-1564年)。
建物の右側の外壁に、大きなアーチが埋め込まれているのが見えるが、これは以前に立っていたパラッツォ・デッリ・アンツィアーニの一部を生かしたもの。
やはりヴァザーリの手がけたファサードの装飾は三層構造になっている。一番下には十二星座が、その上には寓意像(芸術、神々、美徳など)が描かれ、そして一番上にはメディチ家大公の胸像と中央にはメディチ家の紋章(六つの玉)が飾られている。
1810年、ナポレオンがこの建物を高等師範学校として以来、いまでもスクオーラ・ノルマーレ・スペリオーレ本部として用いられている。