名前の日
ギリシャ正教では、誕生日以上に守護聖人の日が大切です。守護聖人の日というのは、自分の名前になっている天使や聖人の祝日のことです。
例えば、ギリシャ人の「ヨルゴス(古典ギリシャ語のゲオルギオス、英語のジョージ)」という人であれば、聖ゲオルギオスの日に家族や友人から祝福され、プレゼントをもらったりします。逆に、よくある名前の聖人の日には、たくさんの人に電話したり、会いに行ったりして祝福しなければならないので大変です。
セルビアの正教徒の間では、名前の日よりも、家族の守護聖人の日を大切にする習慣があります。スラヴァと呼ばれる、この家族の守護聖人の祝日には、たくさんの料理を用意し、人を招いて食事したり、通りがかりの人に振舞ったりするのだそうです。
参考文献
- Timothy Ware (bishop Kallistos Ware), The Orthodox Cchurch, London/ Penguin, 1997 (First published in 1963), pp. 255-57.