聖ネクタリオスは、近代ギリシャで最も重要な聖人。1961年、現代ギリシャ人として初めて正教会で聖人と認定された。彼は1846年トラキアのシリヴリアというところで生まれ、エジプトでペンタポリス大主教区の司祭長を勤めたが、信者の間での人気が災いして他の聖職者の嫉妬を買い、事実無根な告発を受けてエジプトから追放され、ギリシャに戻った。ギリシャでも他の聖職者たちから疎まれた後、エジプトで受けた告発が偽りであったことが判明して復権され、エギナにこの女子修道院を創設し、1920年に死去した。
聖ネクタリオス教会と女子修道院には、ネクタリオスの遺骸が安置されており、ギリシャ正教との巡礼地となっている。教会の中には、ネクタリオスの遺骸の一部(右手)が安置されている。

エギナ・タウンとアギア・マリーナのちょうど中間あたりに位置し、エギナ・タウンからKTELのバスで、15分程度で到着する。料金は€1.10だった(2006年夏)。
左の写真は、教会の前に掲げられていた絵。マリアとキリストの真下に描かれている三角形の島がエギナ島。

修道院は、聖道の前から階段を登った上にある(右の写真)。女性はスカートの着用、男性は長ズボンの着用が義務付けられているが、これらは修道院の入り口で借りることができる。修道院の中にある二つの教会の中に、ネクタリオスの遺骸の残りの部分が安置されている。
ここで、ネクタリオスの本やイコンも売っている。