<所在地> ギリシャ コリント(コリントス)遺跡(彫刻は同じ場所にある博物館の中)

ローマ時代のフォーラム(フォルム)北側に位置する商店の列とレカイオン道路の間に位置するモニュメント。レカイオン道路の始め、西側にあったバシリカ(前一世紀)の入り口の役割を果たしていた。もともと二層構造で、建材はパロス産大理石。
「捕虜のファサード」という名称は、上の層にに東方の蛮族の像が据えつけられていたため。現在残る二体の像(もともとは少なくとも四体あった)は、博物館の中に収蔵されている(下の写真)。かなり巨大で、等身大以上だと思う(高い所に設置されているので、自分の身長と比べられなかった)。
このファサードは、皇帝ルキウス・ウェルスがパルティアに対して挙げた勝利を記念するため、160年から170年の間に建築されたものと考えられている。しかし、使われている建築エレメントには、アウグストゥス時代の物が多く、別のモニュメントの建材を再利用したか、もともとアウグストゥス時代にあった建造物を改造したのであろう。
参考文献
- Robin Barbar, Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995)
- Christopher Mee & Antony Spawforth, Greece. An Oxford Archaeological Guide. Oxford/ OUP, 2001, p. 154.
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