『ギリシャへの扉』 > ギリシャの旅 > コリントス > 考古学博物館
コリント考古学博物館
ローマ時代の床モザイク

<所在地> ギリシャ コリント(コリントス)遺跡内


コリント遺跡内にある博物館には、コリントとその周辺から発掘された彫刻や碑文などが集められている。展示品の質は良いので、時間をとってゆっくり見たいものだ。以下、大まかな時代順に並べてみた。

葬送スフィンクス



これは、紀元前六世紀(前560-550年)のスフィンクス。こうしたスフィンクス像は、墓の目印として使われたため、葬送用スフィンクスなどと呼ばれることもある。



左下は、前500〜450年の碑文で、聖なる泉の近くで発見された。「聖域につき立ち入り禁止。罰金8(オボル?)」と書かれている。

右下は、オデイオンで発見されたアテナ・アルケゲティス像。後一世紀の作品であるが、アルカイック期のものをモデルにしている。

アーカイックな碑文 アテナ像

 これは、メモを取ってこなかったのでいつの時代のものか分からなくなってしまったが、アーカイック期のものと思われる。色が良く残っている。

カエサル アウグストゥス

ネロ

 左上はユリウス・カエサルの肖像。大理石でできている。髭が掘り込まれているのが興味深い。

 右上はアウグストゥス像。ユリウス・バシリカで見つかった。着衣が美しく再現されているのに対し、顔の部分は稚拙な印象を受ける。

 右は若き日のネロの肖像。これもやはりユリウス・バシリカで見つかった。こちらはとても美しく彫られている。


モザイク

ローマ時代のヴィラから発見された床モザイク。このページの一番上の写真は、中央部のクロースアップ。正方形の四隅にはカンタロスと呼ばれる形の容器と蔦が、中央には頭に蔦と果物をつけたディオニュソス神が描かれている。二世紀後半から三世紀のもの。

六世紀の碑文
 ヴィクトリノスという人物の碑文(IG 4.204)。「光より出る光、真の神より出る真の神(ニカエア信条の文言)」に皇帝ユスティニアノスとその僕(しもべ)ヴィクトリアノス、そして神に従ってギリシャに住む人々を守ってくれるようにと祈願している。


参照文献

• 現地の案内プレート
• Christopher Mee & Antony Spawforth, Greece. An Oxford Archaeological Guide, Oxford/ OUP, 2001, pp. 150-151.

関連リンク

ギリシャ文化省ホームページ: 「コリント考古学博物館」

 ページ先頭に戻る


copyright notice