
左の写真で右に写っている神殿は小さい方のアスクレピオス神殿。その奥に写っているのは、聖域上段に上るための階段。六十段ある。

これは神官の部屋と呼ばれている建物。基礎部はヘレニズム時代に遡るが、上の建物はローマ時代に建て直されている。奥に写っている長方形の建物はアスクレピオス神殿。

アスクレピオス神殿。前四世紀の末か三世紀に建てられたもので、イオニア式。ここにある神殿の中では最も古い。通路を隔ててその前に(写真では右奥。右手前は「神官の部屋」)にアスクレピオスの祭壇がある。

これは、神殿の中にある金庫。この黒い石でできている蓋の下に空間があって、そこに財宝を貯蔵できるようになっていたらしい。また、この穴に奉納物を投げ込むこともできた。
かつてこの神殿の内部はアペッレスの絵画で飾られていた。その一部は、アウグストゥスがローマに運ばせたことが記録に残っている。


中段南東の一角にあるエクセドラ。これは、上から撮影したもので、下は正面から撮影したもの。これは、上段を支えると共に、装飾的な役割を果たしていた。

ニッチにはもともと像が据え付けられていたはずであるが、今ではまったく残っていない。
全体の位置関係は、下の写真のようになっている(上段より撮影)。円柱がたくさん立っているのが上のアポロン神殿で、その前に見える石の集まりはアスクレピオスの祭壇跡。さらにその左にある長方形の建物跡はアスクレピオス神殿で、神殿の右側に見えているのは「神官の家」と呼ばれている建物。エクセドラは一番右手に一部だけ見えている。
