パレオピリには、十四世紀から十五世紀に建造された小さな教会がいくつか残っている。家屋のほとんどは基底部分しか残っていないが、教会のほとんどはちゃんと残っている。上に写っているのは、一番大きな「イパパンディ(聖母の清め)教会」。残念ながら、修復中で近づくことはできなかった。Barberのガイドブックによれば、中は十四世紀のフレスコで装飾されていると書いてあるが、Dubinによれば、装飾は残っていないそうで、真相は不明。

これは、パレオピリの遺跡群の入り口付近にある「大天使教会」。これだけだと教会に見えないが、同じ建物を別の角度から撮影した下の写真を見ると、後陣のあるバシリカの形をしていることが分かる。
建物の前にあるアーケードは、西ヨーロッパからの影響を受けたスタイルのもので、ロードスやキプロスでよく見られるそうだ。

上の写真に写っているファサードは、左の写真では右側になる。
内部にはフレスコが残っているらしいが、入り口は閉まっていて、見ることはできなかった。

教会前のアーチの基礎に使われている碑文。古代の碑文を再使用したもので、故意に上下逆に置かれている。

これは長方形の「聖ニコラオス教会」。前は溝になっているが、水は流れていなかった。

教会の内部はこのような感じで、荒れ果てていた。
アプシスには、「使徒たちのコミュニオン」と呼ばれる下のような壁画が残っている。
参考文献
- Robin Barber, Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995), p. 715.
- Marc Dubin, The Rough Guide to the Donecanese, London: Rough Guides, 2002, p. 239.
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