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ミストラス パンタナサ教会
Pantanassa Monastery
Pantanassa
 1428年モレア専制公領の高官(プロトストラトル)だったヨハネス・フランゴプロスが1428年に建設し、大主教ニロスによって奉献された教会。

 教会のプランは同じミストラスのオディギトリア教会(アフェンディコ)と似ている。三つ葉形の窓や百合の花をモチーフにした装飾など、西ヨーロッパの影響も見られる。

Pantanassa
 教会の内部は17から18世紀に描かれた壁画で埋め尽くされている。肉眼で細部を見るのは難しいので、イコンに興味がある人は、双眼鏡を持っていったほうがいいかもしれない。

 壁画の内容は、ミストラスのオディギトリア教会のものをモデルにしている。

Pantanassa
 前廊南側の壁に描かれたマヌエル・ラスカリス・ハジキスの肖像。両手を胸まで挙げて、キリスト(ハジキスの顔の位置に小さく描かれている)に祈りを捧げている。

 膝の位置には彼の名前と死亡した年(6953年=西暦の1445年)が記されている。従ってこの壁画は身廊の壁画よりも古い。

 この肖像は、当時の高官がどういう服装を身に纏っていたのかを知る上でも興味深い。


Pantanassa Cats
 パンタナサ教会は、ミストラスで唯一機能している女子修道院の一部になっている。

 修道女が餌をやるのであろうか、猫が沢山いる。人に馴れているので、呼ぶと寄って来て、とても可愛い。

参考文献


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