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スパルタ: 考古学博物館
スパルタ考古学博物館
 1833年、ドイツの考古学者L. ロスが聖パンデレイモナス教会の中に設立した最初のスパルタ考古学博物館は火災で焼失。現在の建物は1874年から1876年の間に建てられた。G. カツァロスの設計(かつてはデンマークの建築家Th. ハンセンの設計だとされていた)。

 小さな博物館だが、スパルタとその周辺から発見された興味深い考古学的遺物が展示されている。

Leonidas or Spartan Hoplite スパルタのアクロポリス、アテナ・ハルキオイコス聖域で発見されたスパルタの戦士(ホプリテス)像。「レオニダス」とも呼ばれるが、同定はできていない。

前480年から470年頃、古典期初期の作品。
Eileithyia  スパルタ近郊の町マグラで発見された女性の裸体像。出産の女神エイレイテュイアではないかと考えられている。

 前550から525年ごろの作品。
Menelaos and Helen  ピラミッド型をした石には、裏と表に二組の男女が彫られている。ここで抱き合っているのはメネラオスと妻ヘレナかヘレナとパリス、女性が男性を短刀で突いている構図のもう一組はオレステスとクリュテムネストラだと言われる。

 スパルタ近郊のマグラで発見された、紀元前六世紀頃の作品。
Masks  スパルタにあるアルテミス・オルシアの聖域で発見された陶器の仮面。この他にも、醜い老婆の仮面が沢山飾られていた。この女神の崇拝と関係があるのだろう。
Offering to Artemis Orthia  アルテミス・オルシアに捧げられた競技会の勝利者がトロフィーとして得た鎌を飾った碑石。博物館の中には同じような碑石が沢山展示されている。
Archibiades  ペロポネソス戦争時代のアテナイの政治家で、アテナイを追放された際にはスパルタ側に組したアルキビアデスの肖像。

参考文献

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