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スパルタ: ローマ時代の劇場跡
スパルタ、ローマ時代の劇場
 古代スパルタのアクロポリス南側の斜面を利用して造られた劇場。ローマの支配下にあった前20年ごろに造られた(ヘレニズム期の終わりとの説もあり)。最も幅の広い部分が114メートル、1万四千平方メートルという広大な面積を覆っており、ギリシャにある古代劇場の中で最も大きいものの一つ。推定収容観客人数は一万六千人。造られた当初、舞台は木製で車輪がついており、動かして舞台収納庫に格納することができた。

 後78年には固定式の舞台が建築された。碑文から、ウェスパシアヌス帝が資金を提供したと考えられている。帝政期を通じて改修が行われ、最後の記録は四世紀の終りテオドシウス帝時代。

 劇場は、演劇やスポーツだけではなく、政治的な集会にも使われたらしい。客席を支える東側の壁には、スパルタ市公職者の名前が刻まれている。

参考文献

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