<場所> ニコポリス、イピロス(エピロス、エペイロス)
古代末期、アウグストゥス時代の市壁内の一部(六分の一程度)だけがこれらの壁で囲い込まれた。これは、アウグストゥス時代と比べて人口が減少したことを示唆すると共に、ニコポリスが地域防衛の要所であり、守るに値する重要な都市だったことを意味している。
壁の建設は五世紀に行われ、六世紀にはユスティニアヌスが補強工事を行った。
上に写っているの西側の門。ここには、左側の塔しか見えていないが、右側にも同じものが立っている。これらの巨大な蹄鉄型の塔は、コンスタンティノポリスにある同様な塔とよく比較される。

上は、南側の市壁で、下は西側の市壁。
なお、北側と東側では、帝政期の壁がそのまま使用されていた。

古代末期の市壁は、左の写真に見るように、レンガと切り出した石の列を交互に並べて造られている。テッサロニキの古代末期の市壁も同じスタイルで建造されている。
参考文献
- Robin Barber, Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995), p. 460.
- Christopher Mee & Antony Spawforth, Greece: An Oxford Archaeological Guide, Oxford/ OUP 2001.
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