サモス島
Samos Top

 

 東エーゲ海にあるサモス島は、ピタゴラスの定理で有名なピタゴラスが生まれた場所。ここに写っているのは、そのピタゴラスに捧げられた記念モニュメント。

 サモス島は、ギリシャの島々の中でトルコの海岸線に最も近いところに位置する。一見して特にトルコ的な要素は見当たらないが、トルコのクサダシ港との間に船が行き来していて、トルコ人とギリシャ人を含む、多くの観光客が行き来している。ギリシャ人に言わせると、サモスの人々の方言は、トルコ語のようにしばしば語尾の母音を落としてしまうのだそうで、目に見えないところにトルコとの近さがうかがえるのかもしれない。

 エーゲ海の島としてはサモスは比較的水に恵まれているため、農業・林業が盛ん。主要な産品としてワイン、蜂蜜、材木、オリーブオイルがある。ワインの中では、薄い茶色をしたデザートワイン「サモス」が特に有名。

 サモス島で最も重要な考古学的遺跡は、ヘラの聖域「ヘライオン」(現代ギリシャ語では「イレオ」)。島の首都であるヴァシー(もしくはサモス)には考古学博物館があり、そこにヘライオンから出土した重要な彫刻などが集められています。ピタゴリオにも考古学博物館があるが、小さなホール程度の大きさ。しかし、ロゴテテスの要塞を含んだ、より大きな考古学博物館を建設する計画があるのだそうだ。

 アテネからサモス島へは、フェリーも飛行機の便もある。ピレアスから夜出港するフェリーは、サモス島の西にあるカルロヴァシに寄港した後、首都ヴァシーに入港する。夜の船は冷えるので、夏場でも上着(か寝袋)が必携。

 サモス島からの高速艇(パトモス、リプシ、レロス、カリムノス、コス、フリニ、イカリア行き)はヴァシーではなく、ピタゴリオから出る。時間・料金についてはピタゴリオのページを参照。

 レンタカーは、ヴァシーやピタゴリオで借りることができる。私たちが2006年の夏に借りたときには、一番安い車で1日35ユーロだった。店によって値段がかなり違うので、できるだけ多くの店で調べることをお勧めする。長い期間借りる場合はもっと安くなる。運転はしやすかった。

参考文献

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