サモス島 ヴァシー
ピタゴラス広場

Port in the morning アテネからサモス島にフェリーで来る場合、船はまず島の西側にあるカルロヴァシという町に寄航し、その1時間後に島の首都であるヴァシー(=サモス市)に着く。
 夏の間は一日二便、ピレアス(アテネの港)を朝出航して夜に着く便と、夕方出航して早朝に着く便がある。所要時間は15時間程度。私たちは、時間を有効に使うため、早朝到着する便を選択した。5時過ぎに到着したので、港にあるカフェで時間をつぶした。焼きたてのティロピタ(チーズパイ)やミロピタ(アップルパイ)が売られており、フェリーから降りた人たちがかぶりついていた。

 下はヴァシー中心部、海沿いの遊歩道。
ヴァシー

 町は港の周辺と南側の丘にある住宅街に分かれており、それぞれ「サモス」と「ヴァシー(アノ・ヴァシー)」と呼ばれて区別されることもある。この町が首都になったのは比較的最近、1830年のことで、当時はステファヌーポリスと呼ばれていた。下の写真は、海沿いに広がるヴァシーの町。

サモスの町

イコン博物館
 新しい町なので観光の見どころはそれほどないし、近くにいいビーチもない。ただ、ヘライオンからの出土品を集めた考古学博物館は訪れる価値がある。

 左の写真に写っているのは、2006年夏にオープンした「ビザンチン博物館」。なのだが、ビザンツ時代のものはほとんどなく、いくつかの写本ぐらい。コレクションの大部分は十八、十九世紀のイコンや聖具。私たちが行った時には常時開館ではなく、横にある主教館に行って、扉を開けてもらわなければならなかった。公開されているのは一階だけで、15分もあれば十分見られるだろう。フェリー港のすぐ近く、坂を登ったところにある。

小道
 右はヴァシー市内の小道。上にあるビザンツ博物館の近くで撮影した。この辺りは、比較的古い町並みが残っている。

 ヴァシーからはトルコのクサダシに渡る船も出ている。値段は距離が短い割にはかなり高くて、日帰りの往復が€35、別の日に帰る場合の往復は€45(2006年夏)。朝8時にヴァシーを出航し、夕方にヴァシーに帰って来る。ヨーロッパ人はトルコ側で入国税€10を課されるが、日本人はこの税を免除されているので、間違って払わないように注意すること。

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