『ギリシャへの扉』 > ギリシャへの旅 > スーニオ > 防衛施設
<場所> スーニオ岬、アッティカ、ギリシャ

スーニオ岬は、アッティカの南端、サロニコス湾の入り口を見張る戦略的な位置にある。
ペロポネソス戦争中である、前413/412年の冬、アテネ人はポセイドン神殿の周囲に防衛壁がめぐらせた。また、前三世紀、ヘレニズム時代には、マケドニア人が防衛壁を延長した。右の写真は、聖域東側の防衛壁。下の写真は、その丁度外側に設けられた張り出しで、マケドニア人によって建設された。

左と下に写っているのは、聖域の北側にある塔の跡。
前100年頃、ラウリオン銀山の奴隷が反乱を起こした際には、しばらくの間(おそらく数年間)この要塞を占領し、周辺の土地を荒らして回った(Posidonius, FGrHist 87 F35)。
参考文献
- Christian Habicht, Athens from Alexander to Antony, translated by Deborah Lucas Schneider, Cambridge Massachusetts/ Harvard UP 1997, pp. 292-293.
- Robin Barber, Greece (Blue Guide), London- N.Y. 2001 (Revised reprint of the 6th edition of 1995), p. 143.
- Christopher Mee and Antony Spawfort, Greece: An Oxford Archaeological Guide Oxford/ Oxford University Press 2001, pp. 96-100.
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