<場所> ヒオス島南部(マスティホホリア)
1412年に創建された教会で、現在のタクシアルヘス教会(前ページ参照)ができるまでは、村の最も重要な教会だった。
上と下に写っているのは木を彫刻して作られたイコノスタシス(教会の中で信徒の立ち入れる部分と、祭壇を隔てるスクリーン)。これは、ある修道士が一本の木から、数十年間かけて作ったもので、完成した後、彼は視力を失ったという伝説がある。

上の写真に写っている金髪の女性が教会の鍵を持っており、いろいろ説明してくれた。この人はアメリカ人なのだが、どうやら、新らしい方のタクシアルヘス教会を建築した人物の子孫らしい。
右は、教会の壁に残るフレスコ画。かなり損傷している。1503年に描かれたもので、比較的最近になって発見された。おそらく、上に漆喰がかぶせられていたのだろう。

左と下に写っているのは、メスタに六つある門のうち、北東に位置するもの。この鉄の扉はオリジナル。左が内側から撮影したもので、下が村の外側から撮影したもの。横に水のみ場がついている。

メスタに残る、防衛用の塔のひとつ。
ピルギやオリビ同様、メスタの村の中心にも塔があったのだが、すでに述べたように、それは取り壊され、現在その場所にはタクシアルヘス教会が立っている。

メスタでは、右の写真のように、扉に鍵がつけっぱなしになっているのを時々見かけた。
家の中に誰かいることを示すという意味があるらしい。つまり、鍵がぶら下がっているのを見た時には、近所の人や友人が、気兼ねなく訪問してもいいということになる。
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