<場所> ヒオス島 マスティホホリア ピルギ

ピルギはマスティホホリア(ヒオス島南部のマスティック山地にある村々をこう呼ぶ)にあるにある村としては一番大きく、人口は1200人弱。家屋にほどこされた独特の装飾「クシスタ」のため、観光客に非常に人気がある。
上の写真は、中央広場に立ち並ぶ装飾された建物。左はやはり中央広場にあるカフェニオ(伝統的なカフェテリア)。

中世には要塞集落として機能し、村の周囲は壁に囲まれ、四隅には塔がついていた。また、村の中心には巨大な塔が立っていた。ピルギの名前も、pýrgos(塔)に由来している。
右の写真は、中央広場から撮影した塔。ジェノヴァ人が島を支配していた時代に建設され、防衛と行政の本部が置かれた。

塔の一階部分には入り口がなく、移動式の階段か梯子を使って二階から入ったらしい。
塔は三階建てで、高さは18メートルあった。

この塔はトルコ支配時代に使われなくなり、1881年の地震で西側と東側が崩れ落ちた。さらなる倒壊の危険があったため、1936年には上部が完全に取り壊された。
右の写真は、塔の一角。塔の周囲は家屋が建て込んでいるため、十分な距離を置いて撮影することができなかった。


上に写っているのは、ピルギの中央広場にあるテオトコス(神の母)教会で、左の写真は鐘楼。
