<場所> ヒオス島 マスティホホリア ピルギ
夏の間、ピルギではよくトマトを干しているのを目にする。 この干トマトは、私たちが商店で見かけるドライ・トマトとは異なり、内部は半生状態で保存されるのだそうだ。白と灰色の壁、水色の手すり、トマトの赤のコンビネーションがとても美しい。
このため、多くの観光客が干しトマトの写真を撮っている。私たちも、同じように干しトマトの写真を撮っていると、左下の写真の二人に呼び止められ、ここの写真も撮ってゆけと言われた。家の中をのぞいてみると、そこではおばあさんが石臼で穀物を挽いていた(右下の写真)。写真ができたら現像して送って欲しいと言われたので、ちゃんと送っておいた。



上は、ピルギで見かけた教会。右の写真は同じ教会内部のイコノスタシス。とても派手。

なぜ家屋にこうした装飾が施されるようになったのかについては諸説ある。一説によれば、ジェノヴァ人の影響、別の説によれば、ビザンツ時代のコンスタンティノポリスにまで遡る。いずれにせよ、建物の表面は時々描きかえられるため、古いものでも十九世紀後半程度である。

右や下の写真に写っているような三連アーチの装飾は、ピルギだけではなく、ヒオス島の他の場所でもしばしば見られた。
